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2006.03.06 / Mon

RADEON 9800 を取り付ける

「Radeon 9800」(以下、「R-9800」と表記)を、実際に Cube に装着して稼働テストを行いました。

radeon 9800

あまり(日本語の)情報が無い状態なので、稼働させるにあたり、イロイロとテストを行ったワケです。その「テスト項目」について記しておきます。

・「純正 VRM」を使用した場合と、「Giga C-VRM」を使用した場合。

・電源ボードを「標準位置」に挿した場合と、PowerCube 付属の移設キットを使い「移設位置」に挿した場合。

・「R-9800」に、「電源ボード」より給電した場合と、「外部電源」から給電した場合。

・外部電源に関して、「外付け DVD の電源」を使った場合と、「補助電源」を使った場合。

・電源容量に関わるので、「DVD ドライブ」「ハードディスク」「USB 機器」「スピーカー」の接続方法を変更する。

主なテスト項目は以上の通りで、これらをイロイロ組み合わせて、稼働テストを行いました。その結果、稼働できる組み合わせは、以下の通りとなりました。

1,「R-9800」には「純正 VRM」から給電し、その他の機器は、別の給電ルートを使う。

2、「R-9800」には「外部電源」から給電する。

vrmまず、お断りしておかねばならないのは、ワタクシの場合は、電源ボードに「Giga C-VRM」は使えませんでした。

どのような組み合わせでテストしても、「C-VRM」を使用すると Cube は起動しませんでした。

ただし、コレは、ワタクシの Cube だけかもしれません。CPU を交換したり、イロイロ手を加えているので、そこら辺が影響しているのかもしれません。

すべての Cube で「C-VRM と R-9800 の組み合わせでは起動しない」といふコトではありませんのでご注意下さい。

と言ふワケで、ワタクシの Cube で「R-9800」を使うなら、必ず「純正 VRM」を使うコトになります。「純正 VRM」は、標準位置に挿しても、移設位置に挿しても、どちらでも大丈夫でした。

「1」は、「R-9800」への給電を「純正 VRM」から行い、その他の機器は「純正 VRM」以外から給電するという方法です。

実際のテストでは、起動システムはセルフパワーの外付け Firewire ハードディスク内にあり、キーボードやマウスも、セルフパワーの USB ハブに接続しました。DVD ドライブとスピーカーは、外してしまっております。

「2」は、「R-9800」への給電を「外部電源」で行います。DVD ドライブやハードディスク、USB 機器は、通常通りに接続して問題ありませんでした。

radeon 9800

「外部電源」には、外付け DVD ドライブの電源を流用しました。

dvd drivedvdpower supply

「2」の方法がスマートなのですが、難しいが「外部電源」の選択です。

「補助電源」なるモノを購入して使用したトコロ、「R-9800」のコンデンサから煙を出してしまいました。

「1」「2」、どちらの方法も、長時間に渡る稼働テストは行っておりません。とりあえず、これらの方法を使えば、「R-9800 を装着した Cube を起動させるコトができる」とお考え下さい。

下の画像が、「補助電源」使用時に発煙した R-9800 です。

radeon 9800

「R-9800」導入の詳しい過程は、トップページから「コラム」へ入り、「2006年2月」のトコロを見て下さい。

「R-9800」の電源管理に関しては、「RADEON 9800 の外部電源」のコーナーをご覧下さい。

 

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