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2006.03.19 / Sun

電源スイッチを交換する

Cube のケースを、透明アクリル・ケース「Pilotis」に変えたら、Cube の初期不良「電源ボタンの不規則な動作」が再発してしまった。

イロイロ試してみたが「再起動が止まらない」ので、「タッチセンサー式電源スイッチ」を諦め、「Pilotis」に付属していた「機械式電源ボタン」を取り付けるコトにした。

まずは、マザーボード上にある「電源スイッチ基盤と接続するためのコネクタ」に注目。

拡大したのが、下の画像で、ケーブルが接続されている状態。

ケーブルを外して、コネクタ内部が見えるように撮影したのが、下の画像。

内部には、縦2ピン、横3ピン、合計6つ端子がある。

このウチ、使っているのは、左側の上下2ピンと、右側上のピンと真ん中下のピン。


6つの端子を、「金属製のクリップ」で短絡してみた。そすたら、一番左側の「縦2ピン」を結ぶと、Cube が起動した。


そこで、透明アクリル・ケース「Pilotis」に付属していた「機械式電源ボタン」を、チト加工して接続した。

「加工」と言っても、ケーブル先端のコネクタを外して、端子先端の金属部分をビニール・テープで絶縁しただけだ。

先端を黒いビニールテープで絶縁し、コネクタに接続したのが、下の画像。

これにて作業終了。

電源ボタンを押せば、Cube が起動する。

取り付けた電源スイッチだが、1回目に押すと「Cube が起動」、2回目に押すと「スリープ」、3回目に押すと「スリープから復帰」という動きをする。

この後は、押すたびに、「スリープ」→「スリープから復帰」を繰り返す。

純正電源スイッチと一緒で、電源ボタンを「長押し」すれば、シャットダウンも可能だ。

ちなみに、6つの端子のウチ、短絡テストしてみたのは、「一番左側縦2ピン」と「一番右側縦2ピン」の2パターンのみ。他の組み合わせは試していない。

「一番右側縦2ピン」を短絡しても、何も起きなかった。

「一番左側縦2ピン」に接続できれば、どのような「電源ボタン」でも、同じように機能するように思われます。

「タッチセンサー式電源ボタン」の不具合などでお困りの方は、チャレンジしてみはいかがでしょうか?

ただーし、マネする場合は、自己責任にてお願いしますだ。

ちなみに、純正電源ユニットでは使用されている「右上」と「真ん中下」の端子は、5Vを供給しているらしい。

▼ Pilotis

▼ アップル:電源ボタンの不規則な動作について

 

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